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2010.10.25 『イタズラなKiss』付録~スンジョの日記~その15(彼、そして彼女)
今回はスンジョの気持ち+時々ハニの気持ちも入っています。いつものことですが、訳に苦労しました。
よかったら感想聞かせてくださいな~疲労が확…!と解けます:D
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本当にありえない。
21歳で結婚なんて…
母さん、どうか僕の人生を振りまわそうとしないでください。

母さんがそうなさるかと、ハニが好きだという言葉も今まで我慢してきたんです。

ハニに関しては、ブルドーザーのようなファン・グミ女史を、到底止める方法はない。

それに結婚すると言いだしたのは僕が先で、返す言葉もなく。

ただまず、つきあうと言うべきだったか。
なぜ結婚するという言葉が先に出てしまい、こんなことになるきっかけを作った?
身動きもできず、母さんの網にかかってしまった。

けれど、もしかしたら母さんの言うとおりかもしれない。

医大での勉強は死ぬほど時間に拘束されて、大変だろうに
結婚して安定した環境で、勉強するのがいいのかとも思う。

でも結婚の準備は、意外にあれこれやることが多い。
指輪に礼服に、ウェディング写真の撮影まで…

ウェディング写真は嫌だ。
母さんに強いられていたことを思うと。
可笑しくもないのに、無理に笑わされたり、
こちらを見てください。あちらを見てください。
言われるままにするのは、本当にペク・スンジョに似合わない。

今まで生きてきて、一番逃げ出したかった瞬間をまた経験しろとは…

医大に入って勉強することがとても多いのに、
2人の女が俺を本当に困らせる。

まったく大人になる道は複雑で、険しい。

ただ簡単に済ませたらダメなのか?
こんなに複雑で形式的なイベントを大々的にしたがる女性達が理解できない。



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“結婚しても、お前に合わせられない!”

スンジョ、どうしたの?
私を好きだって、結婚したいって言ったのもあんたでしょ。

愛は似てくことだって、
愛はお互いに染まることだっていうけど、

あんたは相変わらず私の前に線を引いておいて、
ここまで!もうおしまい!って言うのね。

自分がしたいと思う分だけ
自分がしてやれる分だけで、済ませようとするのね。

私はあんたに望みすぎたらダメなんだ。

すればするほど、寂しいものなんだ、愛って…
期待したらいけないものなんだ、愛って…

私はいつも苦しいくらいに望んでるのに。

利己主義者ペク・スンジョ。
きらいっ


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どんなに冷たい態度をするにしても、俺に合わせようと骨を折っているハニに、

“後悔しきりだ。今からでも考え直した方がいいな”

と、冷たく言ってしまった。

ふくれていたハニの顔がずっと気にかかった。

本当に俺って奴は、丁寧に説明することが本当に下手で、苦手だ。

つっけんどんに言い放った言葉が、いつもハニを苦しめていると知っていても。

ただ結婚なんていう形式的なことに時間を多く割くのは嫌だと、
母さんにやたら振りまわされる自分の人生に、少し嫌気がさしただけなのに。

ハニもなんの計画もなく急なことだから、俺よりももっと戸惑っただろうに。
しなくてもいい八つ当たりをハニにした。

おかしなことに、ハニの前では感情が自分のものになる。
怒って、イラついて、笑って。生きている自分に出会うことになる。

愛は練習しなければならないものなのか?

優しく穏やかに話すこと。
本当の気持ちを正しく伝えること。

いくら天才でも愛の前ではいつも不器用で、不慣れだ。


なにか慰めてやれないかと考えてみたら、ハニのお母さん、お祖母さんが思い浮かんだ。

小さいハニを置いて逝かれて、どんなにか心を痛めただろうか。

暗闇の迫る中、一人座ってハニのため本を読んでいらっしゃるお義父さんを見て、
深い井戸の中に落ちた石を見るように、胸が痛んだ。

堂々とした父親のように見えても、母親なしで一人娘を送り出さなくてはならない心は、
どれほどつらく、心細いものだろうか。
母親の空席がどれほど、寂しいだろうか。


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青く冴えわたる空の下、ひんやりとした故人たちの場所。

なにも与えられるもののない、
何も欲しがらない
貧しい領土の中に
静かな沈黙が寂しく、そして平和だ。

先に旅立ってしまった者の悲しみで包まれたこの場所に
お母さんとお祖母さんに、お会いしに来た。


初めてお目にかかります。お母さん、お祖母さん。

孫の婿です。

お気に召されたでしょう?



お義母さん…

僕が守ります。

つらい時も寂しい時も、苦しい時も、共にいます。


お母さん…

ハニを生んでくださってありがとうございます。こんなに可愛いハニが、あなたのおかげで僕の元にやってきました。

あなたのその熱い情熱をハニに引き継いでくださってありがとうございます。

どんなにどんなに押し返しても

1歩、2歩、

少しずつ、だんだん僕に近づいてきました。

ハニが最後まであきらめずにいてくれたから、

僕はハニがどんなに可愛い女性なのか、気づくことができました。

僕達二人、幸せに一日一日を一生懸命生きていきます。



お祖母さん、感謝します。

ハニに伝えてくれた美しい話。

自分は楽しく。周りの人は幸せに!

何をして生きればいいのか分からずにいた僕に

そのお言葉は、手がかりになりました。



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お母さん、お祖母ちゃん。私お嫁に行くの。
見てらっしゃるでしょ?

私の愛する人です。
こんなにハンサムで、なんでも得意な、皆が羨むお婿さんです。

時々すごく私を苦しめるけど
すごく幸せにする人でもあります。


スンジョ、ありがとう。
ずっとずっと、私の中に自分も知らない場所に深く残っていた、痛みを癒してくれて。

忘れちゃうんじゃないかって。
お母さんの顔を…
お祖母ちゃんの顔を…

私が忘れたら、お母さんもお祖母ちゃんも私を忘れるんじゃないかって、怖くて。
毎晩2人の写真を抱いて、怖さに耐えていた
幼い日の私を癒してくれて。

私の隣に立ってる人がぺク・スンジョ、あんたで。
私の痛みを分かってくれるあんたで、本当に嬉しい。



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そんなに嬉しいのか?
済州島に新婚旅行に行くのが嬉しくて、声をあげ飛び上がって、
俺の周りをぐるぐる駆け回るオ・ハニ。

可愛いな。もう勝手に笑顔になる。

そうだ、そうやっていつも俺の隣で笑え。

どうしてお前をからかったり騙したりするのが楽しいのか。
少しいじめると不機嫌になって、でもすぐに、へへ…と笑う。

それを見ていると自分が生きてるようで。

生きて泳ぐ魚のように跳ねて、
新鮮で、元気で、
キラキラしてるお前が好きだ。


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“お兄ちゃん!本当にオ・ハニみたいな女と結婚しなくちゃダメだと思ってた。これでよかったんだ。おめでとう!”


そうか、ウンジョ。
チビのお前の目にもそう見えるんだな。

お前の言うとおり、ハニはバカだよな。
でもそのバカが、俺には出来ないことをするんだ。

人の心に寄りそうこと。
なんでもないように、人に近づくこと。
死を恐れず水に飛びこむこと。

だから俺はハニが好きだ。
俺の隙間を埋めることができる、ハニの10%が。



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“お父さん、ありがとう”

“泣いたら駄目だ。お前が泣いたら皆に、花嫁がきれいじゃないと悪口言われるぞ?”

努めて笑うお父さんの目のなかに、沈んでいる涙。

胸にこみ上げたお母さんの面影を、ぐっと飲み込んだ。

泣くのはやめよう。オ・ハニ。

愛する人なしに、一人で娘を送り出すお父さんの前で
愛する人のもとへ向かう、娘の私が泣くのは贅沢なことだよね。

涙を流す悲しみが去って

また笑っている間に、私の心に

寂しくて、そして嬉しい、たくさんの感情がひだのように折り重なった。


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――タンタン、タタン、タン。

幸せに暮らすね。あんまり心配しすぎないで。


――タンタ タン タタン。

私にしてやれなかったことが多いと、胸を痛めないでください。

お父さんが私にくれたのは、世の中のすべてとも引き換えにできない
あふれる愛でしたから。



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わたくし、ペク・スンジョはオ・ハニを妻とし。

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わたくし、オ・ハニはペク・スンジョを夫とし。

いかなる時も常に愛し、
尊重し、目上を敬い、
まことの夫と、妻としての
役目を果たすことを誓います。


そしてもう一つ。

永遠にあなただけを愛します。

毎日歓びの気持ちで、あなたと一日一日を生きます。

毎日あなたに感謝する気持ちで、一日一日を生きます。



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オ・ハニ。
指輪を落とすなんて、やっぱりバカだな。

“いじめないでよ!ぺク・スンジョ
2回目のキス、雨の中じゃなくてペンションだったんでしょ?なんでもないふりして!ずるいんだから~”

ハニが顔を輝かせて、意気揚々と言った。

おいっぺク・ウンジョ!
機密漏洩だぞ。


うっ!オ・ハニ何するんだ!
大胆にも目上の方がいらっしゃるところで。

それでも気分は悪くなかった。
初めてお前からしてくれたキスだから。

皆の笑う声に顔が火照ったが
胸が熱くなった。

大きな香袋が一気に破裂でもしたかのように
芳しい香りがいっぱいに広がった。
心臓にまで。



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“あのさ、私、努力するね。いろいろ至らないことが多いけど、努力する。
いい奥さんになるよう努力するね”

ハニ、努力するな。
ただ、そのままのお前が好きだ。

お前のせいで慌てて時にはうろたえるが、
ただ、今そのままのお前が好きだ。

お前の足りないところは俺が補うから。
俺の足りないところをお前が満たしてくれればいい。

小さくてまるい、俺のひと欠片になってくれ。
俺の胸にスッと入り込んだ、ひと欠片。



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まったくー!馬鹿オ・ハニ。

ワインを飲みまくって、一人でそのまま眠ってしまった。

初夜。どれだけ期待してたと思ってるんだ。

どんなに甘い初夜を過ごすのか。

音楽でも聞くか?
キャンドルでも灯すか?
俺なりに悩んだんだぞ。

朝には頭が痛いとぶつぶつ言うから、俺はなにも言えない。

なにもできやしないだろ、バカ。


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お前いったいどうしたんだ?
他人の女が、自分の男の腕をとるのに、黙って見ているだけで。
俺を愛してるならもう少し積極的にでろよ。

俺はしきりにお前を捜して、何度も振り返るのに。

俺にくっついてまわる、この女が本当に嫌だ。

すっかり弱気になっている旦那が気の毒で、雰囲気が悪くなるかと、
仕方なく合わせてやったが。

お前、なんなんだよ。
人の男と、楽しそうに話してるって…


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オ・ハニ今なんて言った?

どうしたんだ?

ただ痛がってる患者を看てるだけなのに。

それが嫌なら俺と一緒に暮らせない。分かったか?

いつもそんななら、これからどうするんだ?

患者に男も女もあるか?

そんな呆れた嫉妬をするなんて…


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私には、プライドがないとでも思ってるの?
どうしていつも私を惨めにするの?
その女の前で、そんなに大きな声で叱りつけるなんて。

時々、自分がどこを歩いてるか分かんないよ。
私が愛するほどには、愛してくれないあんたの傍を歩くのが、こんなにも寂しいなんて。
いっそ一人で片想いしてる時の方がよかった。
なにも期待していなかった時は、あんたの後ろ姿を見てるだけで幸せだったのに。

スンジョ、私自分が惨めでしかたないの。
期待するくせに、あんたを嫌いになりそうで怖い。


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ここにいたんだな。

泣いて飛び出していったお前を捜して、
たった今口論したことも、怒ったことも全部忘れてしまって、
愛ではどうにもできなくて、お前を失うんじゃないかと。
どこかで一人泣いているのかと。
急いて焦る歩みで、お前を捜した。

ごめん。
本当にお前と比べる価値もない女だったが、
彼らも新婚で
自分の妻の前で小さくなってる、あの男の人が気の毒で
ちょっと合わせてやっただけなんだ。

気にいらなくてもちょっと我慢することは、オ・ハニから学んだのに…

自分で教えておいて、バカみたいに
こんなに善良な学生を嫌うのか?

我慢してやりすぎたのか。
普段のように、性格どおりに行動した方が良かったか?


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ハニ、ごめん。
結婚したとたん、お前を泣かせたな。
お前の目に涙が浮かぶから、俺の心は燻ぶる火の中にでも投げいれられたように痛かった。

だから笑えよ。
俺が心から笑うことができる、たった一つの理由。

お前は笑ってるときが一番可愛い。
お前が笑ってると、俺まで気分がよくなる。

お前が笑うなら、俺は喜んでお前をおんぶして、地球を一周する。
お前が笑うなら俺は、喜んでお前の前で馬鹿になるよ。



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ついに俺達二人きりになったんだな。

どうしてこんなに緊張するんだ?
隣に座るお前から漂う香りに、気が遠くなる。

どうしてこんなに胸が高鳴るんだ?
全身、心のあちこちでたき火でもしているかのように、
ひどく熱くて。

お前がしきりにトン、トンと。
俺の心に、しきりに触れて。

ぶくぶくと水の泡が湧きあがるように
風船にフーフーと空気を入れるように
気持ちがふくらむ。


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バカだな。

かわいい、時々。

綺麗だと思うこともある。ごくまれに。

なのにどうしてお前が好きなんだろうな。

特に綺麗でもなくて、たまに可愛いくらいなのに。

なのにどうして、いつもお前に会いたいんだろうな。

俺になにをした? オ・ハニ中毒にさせて。

こんなにもひどく
こんなにも、狂おしいくらいに。


視線をやるあらゆる場所がきらめいて
手に触れるすべてが、鮮明に美しいのは
お前を愛するからだ。

すれ違う全ての人に、にこやかに挨拶をして
握手したくなるのも
お前を愛しているからだ。

木々の枝を渡る風にさえ笑い
空を飛ぶ鳥たちにも、しきりに笑みが浮かぶのは
お前を愛するからだ。

この腕がぎゅっと抱いているお前の肩がこんなに震えているのは
お前も俺を愛してるからだろう?


お前のいない世界を、俺はどうやって生きてきたんだろうな。


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ずっと待った分だけ、
狂おしいくらいに求めていた分だけ、
俺は、お前に熱く向かう。

ぎゅっと結ばれたその唇をそっと開いて
お前をノックする。

お前が俺にくれたなぐさめくらいに深く抱きしめて、お前に入り込む。
お前の中に入り込んだ俺は暖かい。

まるで千年も前からそこに生きていたかのように。
ほんの少しの不足もなく温かい。

初めてだからと、そんな気がしない場所が。
他人だからと、悲しくない場所が。

恍惚とした愛が、お前と俺の背に迫りくる
月明かりにあふれるこの夜に…

分けることはできなくても、一緒に流す血が熱い。

なのに何が「ちょっと待って」なんだ?

この二晩も、酒に酔ったお前を眺めて、ため息をつかせておいて。
寝入ったお前を見て、
熱を冷ますのにどれだけ苦労したか。

バカ。
これ以上、待てない。




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一緒に前に進もう、俺たち。
頑張って勉強しろ。

俺の、ノアのかたつむり。
俺のオ・ハニ。

俺は夢をみる。
一緒に医者と看護師になるその日。

青く茂る木を。
濃い日影を。
たわわな果実を。


婚姻届を賞品に、自分を餌にして
少し憎たらしく思われても、
俺はお前をからかうのが、面白すぎてやめられない。

母さんとお前に、そんなに簡単に降伏したら
ペク・スンジョ。天才の名が廃るだろ?

天下無敵ペク・スンジョがあまりにも簡単にお前に落ちて、
プライドがすごく傷ついたんだ!

そんなふうに母さんとお前に掌握されて過ごす一生を考えると
落ちつかない。

絶対に承服できない。

愛には時々カケヒキも必要なんだ。

頑張れよ~!
永遠の俺のおもちゃ、オ・ハ・ニ。
















~~~~~~~~~~~~~~~~
意訳しまくり。
こんなところまで読んでくださり、ありがとうございます。

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