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2010.10.10 『イタズラなKiss』付録~スンジョの日記~2回目のキス
先に本編を見るか、読んでいただけるなら11話レビューを先にお願いします。絶対その方がいいです。
さて11話後半。本編ではその前の遭難シーンが描写不足で惜しかった大事な大事なシーンです。

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“スンジョ!ここの山道かなり険しいわ、山の獣も鳴いてたし!”

“ウンジョとハニはどこにいる?”

“一番先に出発したのにまだ戻らないの?”

青天の霹靂にも近い言葉に耳元を殴られた。

なら、あいつらは山の中で2人きり迷ってるってことか?

初めて登る山なのに。
道も分からないのに…

なにか恐ろしく、冷たいものが背筋を伝った。
不安が津波のように押し寄せ、全身を襲った。


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最初は先輩に、親戚が経営するペンションに最近急に客が増えてるから一緒にバイトしようと言われた。
特に気乗りしたわけでもなかったけど、ついてきたのは
レストランのバイト以外にも他の世界を経験してみたかったから。

庭の落ち葉を掃き、客を案内したり、バーベキューの準備をするのは難しい仕事ではなかったが
不慣れで時々失敗もした。でもそれなりに面白かった。

頭の良さは特に必要のない単純労働も価値あることだということ。
世の中の多くのことが、こうして成り立っているということ。
必ずしも頭が良い必要はないということを知った。

自分しか知らなかった
自分が生きる世界しか知らなかった俺を、ここへ引っ張り出してくれたオ・ハニ。
ありがとう。

だから
頼むから、無事でいてくれ。
俺がお前にその言葉を言える時まで…
皆にはとても簡単だろうけど、俺にはとても難しい言葉、
「ありがとう」

頼むから、無事で…


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足がやたらに空回りする。
まるで虚空を探るかのように
心とは違って足は速度をあげられない。

もうすぐに陽が沈むのに
あの怖がりが、小さいウンジョと2人でどれだけ怯えているか。
いっそ俺がその場にいたのなら…

どこかから飢えた山の獣の鳴き声が聞こえくる。

道も分からない深い山の中で
2人でぶるぶる震えているかと思うと、足に翼でもつけたい。

ぞっとする想像が俺の足をからめとる。
神様、どうか。
どうか…


オ・ハニ、お前はまた俺をこうして走らせるんだな。
お前といると、どうしてこんなに走りまわることばかりなんだ。

今日は、公害だと言っていじめないから、どうか
ただそこいてくれ。頼むから何事もなく…
怪我なんかせずに、俺の目の届くところに…
俺がお前を見つけられるところに…


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よかった。
無事だったんだな。
お前の顔が今日ほど嬉しいのも、多分初めてだ。
オ・ハニ。

怯えて血の気が引いたお前の顔が、痛々しくても
こうしていつも俺を驚かせるお前が憎くても

お前のせいで腹を立てて、お前のせいで驚いて
お前のせいで笑って。
いつでも俺を感情の極端に追い立てるお前。
俺の殻を少しずつ壊すお前。

今日はここにいるお前が少し、喜ばしい。
いいや!とても…


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どれだけ驚いたか。

お前を失うかと。
俺のせいでまたお前が傷つくんじゃないかと。
テサン大の面接を受けに行った日の、あの真っ暗な気持ちをまた味わうことになるのかと。

だんだん冷たい夜が広がる森の中を1人走りながら
俺は怖かった。
大丈夫だと自分の心をなだめても、怖かったんだ。
お前を失うかと…

俺の理性を揺さぶり続けるお前が嫌いだ。



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寝坊だな。
日が昇ってどれだけ経ったと?

朝陽がこんなに明るいのに
さえずる小鳥の声もずい分聞こえるだろうに
そこで寝るか?

それでも俺の目の前にお前がいて、どれだけ安心か。
何事もなく無事で…

どこかへ行くな。
いつもそこにいろ。
俺がお前のところへ行くまで…

お前は俺のため
芽生える若葉の最初で
小川の水が流れつく、最後の場所になればいい。


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夢の中ででも、一度感じてみるか?

俺がどんなにお前を好きか。

もうお前に向かう気持ちを止められない。
高いところから下へと流れ落ちる水のように…

お前を失いたくない。
俺の隣にお前がいないのは、想像もできないんだ。

ばか。鈍感。

自分の感情ばかりが先立って
口に出さなければ分からないのか?

お前が呼べばいつでも駆けつけて
お前が頼めばなんでもしてやるのに
口に出さないからって、俺の気持ちが分からないと言い続けるのか?

ばかだな。


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卒業式の時の最初のキスは
お前が離れていくのを恐れていた
まだ子供で、幼稚な少年の心。

“あんたが好き”

習慣のように毎日聞いたその言葉が聞けなくなるかもしれない。
虚しい気持ちを慰める方法がなくなるかもしれないと
恐れていたバカな少年…

いつでもお前を引き留めておきたいのに
その気持ちに気がつかずにいたバカな少年…

頭では分かってなかったけれど、心が先に知っていた

約束のキス。


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今日は

俺の隣にいてくれてありがとう。
到底言葉にできない大切な言葉。

あんなにいじめても、馬鹿にしても、嫌なことばかり言っても
俺のそばを離れないでいてくれるお前がありがたくて…

赤い血を流す傷を物ともせず
俺のそばを守ってくれるお前がありがたくてする

2回目のキス。

もうどうしようもない。
お前へと、矢のように飛んでいく俺の心。
すべてが、お前へとこぼれるから。
























~~~~~~~~~
こんな表現はスンジョに似合わないかも…と思いながらも、でも寝てる子にチューするくらいの気持ちだから、このくらい熱くないとダメか?うーん…どう訳す?むむむむ、と頭を捻って、ない頭を使って疲労しましたよ。
でもやっぱりまだ納得できてないので、後で大幅に修正するかもしれません。


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