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2011.08.31 雨粒のように入りこむイ・ギュウォン(フォトエッセイ第4話)
シン日記4話目です。
今回も画像つけてありませんので、公式サイトの頁と合わせてご覧くださいな。
ではどうぞ。

公式サイトフォトエッセイ4話

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コーヒーを買ってこいと言ったら、嫌がってぶつぶつ言ってたくせに、結局は買ってくる。

ともかく命令すればなんでもやる。


釣銭200ウォンをよこせと言ったら、思い切りイヤそうな顔で、せこい、せこすぎると

連発して、小銭がないのか困り顔で、ごめんと言う。



バカ。からかってるだけだとも知らないで。

とにかく面白い奴だ。


“今日よこさなかったら、明日は利子つけるぞ”

もう一度からかってみた。

そうしたら、あいつは金をやるから奴隷契約をなかったことにしようと言う。

イヤだね。

なんで俺がそんなバカみたいなことしなくちゃならない。

専属奴隷が一人いる人生が、どれほどラグジュアリーか、お前知らないだろ。

それにお前は思いのままにいじって遊べる粘土みたいに面白いおもちゃなのに

それを簡単に放してやるとでも?


俺がバカだと思うのか?

絶対俺から逃げようなんて思うな。






鍵を外からかけられてしまってどうしようと言う、あなたの声が

すごく怯えていて、俺までドキッとしました。

暗闇の中一人残されたあなたが心配で、しきりに急く心で駆けつけました。

早く行かなくてはという心とは違い、俺の足は虚空を踏むように

空回りしました。


守衛のおじさんに頼んで練習室のドアを開けた瞬間

一人でぼんやりと座っているあなたが可哀そうで

抱きしめてあげたかったです。


謝る必要はありません。

逆に俺が礼を言いたいです。


気持ちを吐きだしたい瞬間一番最初に思い浮かぶ人があなただったように

あなたにとって必要な瞬間に思い浮かぶのが、それが俺で

本当に幸せです。


時には

あなたがとても辛ければいいと思います。

時にはあなたがとても苦しければいいと思います。

小さなことも大変で、慣れなくて、

いつも俺を捜してくれればと思います。


あなたに呼ばれるたびに

かけつけることの出来る自分が、とても嬉しいです。







“愛する女性を冗談のネタにするのは面白いですか?”

どうしたらそんなことが出来るんだ?

二人だけの大切な物語をそんなに公に晒したいのか?

あの人の挫折してしまった夢をそんなふうに、また踏みつけて

まだ癒えてもいない傷をまた抉(えぐ)るなんて


俺が守る。

あの人がこれ以上傷つかないように、俺がそばにいてやるんだ。


爆発させられない怒りを全身にわき上がり、しきりに拳に力が入った。






<実音科 イ・シンのコーヒー。唾つき。ぺっぺっ>

呆れる奴だ。

他の人が持っていってしまうかと、確実にしたらしい。

ずいぶん待ったみたいだ。

待ちながら俺の悪口もかなり言っただろうな。

その厚い唇を尖らせて、

この下を何度も見下ろしただろうな。

その姿を想像するだけで笑える。



少し申し訳なくなった。



ジュニの奴、コーヒーを一口くれと言う。

なぜか、やりたくない。

コーヒーを買いに行って

汗を流しながら学校の坂を登って

俺を待ってやきもきしていたあいつの気持ちを

ジュニの奴と分けるのが

なぜかもったいない。






は?ギュウォンを説得しろって?

なぜそんなことをしなくちゃいけないんですか。

‘説得’なんてもの俺には似合わないのに。

自分が行きたければ行って、やりたければやるものだ。


“お前がやりたければやるとか、好きにしろ”

“なんで急にやる気になったの?”


丸い目をもっと丸くして、訊く。

なぜやりたいかって?

いくらでも答えてやる。

“会いたい人がいるから”

あの人に毎日会えるなら、どこにでも行くつもりだから。

あの人を守るから。

それが俺の愛の方式だから。






チョン・ユンス。

あの人を見に行った。

練習室で教授と一緒にダンスの練習をするギュウォンを見た。

汗を沢山流して辛そうに見えるけれど諦めず、

結局開脚に成功した。

“頑張ってるな”

百面相がおかしくて、笑ったけれど

それでもあの瞬間のギュウォンは良く見えた。

何がそんなに一生懸命にさせるんだろうか。


とても小さくて軽くて、いくらでも遊べるおもちゃみたいだと思っていたのに

あんなに一生懸命練習するのを目にして

お前の情熱がとても重く真剣に見えた。



音楽以外にはなんの興味もなく生きてきた俺だから

お前のそんな姿は新しいゲームを発見したようで面白い。

軽く微笑みが浮かぶ。

世の中に向き合っているまた別のお前の空間をのぞき見したみたいだ。






昨日のキツい練習の影響が大きいようだ。

腰が引けた姿勢で亀の歩みなんて

学校の坂をその姿勢で登るなんて大変だぞ。


まったく苦労するよな、お前も。

だからただ…

あいつがちょっと大変そうに見えて、ああしただけだ。

奴隷が大変だと、ご主人の生活に支障が出るかもしれないからな。

妹のジョンヒョン以外は乗せたことのない俺の自転車の後ろを

あっさりとこいつに差し出した理由。


こいつ…うっとりした表情で

背中に寄りかかって学校についても、降りやしない。

そうだろうな。当然。

この芸大で一番かっこいいイ・シン王子の自転車に乗ってるんだ。

あの女達の嫉妬の視線を一身に受ける気分はどうだ?


それにしてもこんなに人が見てるのに

ぼんやりして。


なにしてる?降りないで。

“お前60キロ以上だろ?すげー重い”

からかって遊んで運賃の代わりだ。


“なんて!?イ・シン!”

案の定とげとげしい声が背中の方から追ってきた。

今日も面白い一日になりそうだ。







“誕生日おめでとう”

俺があなたを見つけられるように、地球という星に生まれてくれてありがとうございます。

ひたすらあなたに向かう心を止めることができません。

あなたへ向かう道には灯りも、標識もないけれど

俺は進むつもりです。


例えこの愛が辛すぎても

俺の気持ちを表現することを迷いません。


あなたをただ待つことしかできなくても

あなたを見ることができるだけでもいいと思ってしましたが

これからは守ります。

あなたを苦しめるキム・ソク・ヒョン。

あの人から。

なぜなら、あなたを愛しているからです。

この一度のキスで

滝のように流れ落ちる気持ちを

あなたが分かってくれるといいと思います。






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