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2011.02.28 『イタズラなKiss』付録~スンジョの日記~その5
すいません。ちょっとUPが遅れてしまいました!拍手の数を見て相変わらずスンジョファンは多いんだな…と実感します^^いつも読んでくれてありがとう。

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度胸もあるな、オ・ハニ。
どうしたって血の沸く青春の、19才の男の部屋に忍び込むなんて。

天才ペク・スンジョのオ・ハニをからかって遊ぼうシステム、発動!ㅋㅋㅋ


どうして俺はこいつを見さえすれば、からかいたくなるんだろうか。
最近の俺は、時々あいつをからかうのを楽しんでるのかとも思う。

“大人は誰もいないんだ。どうだ?”

本気のように密やかな声で近づくと
何も知らないあいつは、どれだけ驚いたのか
触れあった胸から、あいつの心臓が跳ねる音が大きな太鼓みたいに、伝わってきた。

でも、確かにあいつをからかおうとして始めたことだったのに
俺の心臓はなぜ、こんなにもつられて跳ねるのか…
引き寄せた手首が誰のものか、なぜこんなにも熱いのか。

そう、そうだった。

酒に酔ったお前をおんぶした日。
背中に感じたお前の心臓の音と、生まれて初めて感じた自分と違う体。
あの触れたら傷がつきそうな感触に、急に鋭敏になった自分自身がぎこちなくて
勝手に飛び出るツンツンした言葉で、隠すしかなかった。

“お前深刻だな。それで後々どうするんだ?”

海に行った日もそうだった。
小学生みたいだと生意気に言うには言ったが、陽射しの下で
お前の肩も、すべすべしてる足も、眩しかった。
だからかもしれない。
だから、ある夜、こんなふうに無謀な冗談を繰り広げたのかも。

最近、時々俺らしくない自分を持てあます。


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“好きなものを見つけるとここが跳ねるのよ”
“うちのお父さんは未だにククスの乾く匂いにドキドキするんだって”

丸い目で、本当に心臓が跳ねているかのように弾むハニの言葉が、雷みたいに心を打った。

俺は何が好きなんだろう。
何かがこの胸を弾ませたことがあっただろうか。
今まで一度も何かを夢中で好きだったこともなく、
やりたいこともなく、生きてきたみたいだ。

勉強も人よりも簡単で、運動も方法を覚えるのが早いから、なんでもすぐに出来た。
難しいこともなく、裕福な家のおかげで、欲しいものがあると言いさえする前に、満たされていた。

初めてそんなことを考えた。

やりたいことを見つけに大学に行くと言う、あいつが本当に羨ましいと…
なんの夢もなくここまで来た自分が情けないと…


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どう生きるべきなのか、
正しい生き方がなんなのか父さんたちに尋ねても、何の答もなかったのに
あいつは、絶対に俺がすべきことがあるはずだと言う。
俺の頭脳を世の中の人のために使うべきだと。

初めて自分以外の人達が見えた。

“試験がんばってー!ペク・スンジョ最高!”

カードに書かれた、たった4文字にあいつが俺に持つ信頼が、静かに伝わってきた。
あいつの信頼が厳しい叱責として、俺を急きたてた。
世の中を見ろと。
やるべきことを探せと。


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何気なく、振り向きもしないで行きながら振った手だったが
知ってるか?
その小さな動作の中に込めた、数えきれない意味を…

ハニ、お前も試験頑張れ。焦らずに、緊張せずに。
そうだ、ハニ!お前も頑張れ!

昨夜はありがとう。
不落粥も。
フォークも。
ペクスンジョ最高!も。

お前がくれた数えきれない理由…

一晩中、頬に冷たかった風よりももっと、俺の目を覚ましてくれた、お前の意味。


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よかった。
よかったな。
あんなに苦労しても諦めずに面接を受けに行って、
何日か気をもんでいたのに
ついにはやりとげたんだな。

ノアのかたつむり、オ・ハニ~!

あの雨風をかいくぐり、少しずつ、少しずつ前に進むお前がありがたい。
初めて人の成功を祈らせてくれたお前がありがたい。


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赤いコートがよく似合うな。オ・ハニ。

母さんの電話のせいで来たと言ったが、もちろん知っていた。
母さんの計略だということは。
でも、準備して出かける足取りは少し浮かれていた

俺の中の見慣れない男の子が今夜、
やけに機嫌がいい。
生まれて初めてミュージカルを観たというあいつが、
500ウォンのぬいぐるみ1個に

“私にくれた合格プレゼントなの。取るのすごく難しいんだから”

と、些細なことにも意味をつけるあいつが。
そしてポン・ジュングの前で格好よく、空き缶をゴミ箱へゴールインさせた俺の中の幼稚な男の子が
まったく、上機嫌だ。


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俺は気がついた。

“キキーッ!ドスン!!!”

耳元を殴ったその音に、さっと冷たくなった胸と
風も陽射しも、息を殺していたあの瞬間

本当に守りたいものは

ある朝、本当に言いたいことがたくさんあるのに、何も言えずにいたお前の顔だということ。
冷えた手をすり合わせながら、俺が心配で、こっそりつけてきたお前の足取りだということ。
そしてお前が隣にいた、面倒で煩わしい時間だということ…

本当に自分が守りたいものに
俺は、その時気がついた













~~~~~~
一番最初に萌えたのが、この回ラストのスンジョだったな、とキャプりながら思い出しました。

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