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2011.02.03 ホワイトクリスマス#1
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KBSドラマスペシャル、全8話予定です。
何気なく見たところ面白かったので書いてみました。スリラー?謎解き系?ホラーではありませんが、時々ゾクッとします。しかし登場人物のビジュアルも、映像もスタイリッシュでかっこいい。
ではどーぞ。





『ずっと考えていた。
どこから間違えたのか。
君は僕を惨めに汚して
君は僕を隅っこ怪物にして
君は君がを知っていることに沈黙した
君は僕の望みのない希望を嘲笑い
君は僕の持つただ一つを奪い 首にかけ
君は僕が差しだした手を掴んだのに、放してしまい
そして君は目の前の僕を消してしまい
最後に君は僕を横取りした

メリークリスマス。ハッピーニューイヤー
8日間の休暇を過ごし、欅の木の丘を登り、時計塔の下に立てば死んでいる誰かを見るはずだ。
赤ん坊イエスが産まれた夜に、僕は君を呪う』



今から僕がする物語は、怪物と闘うため自ら怪物にならなければいけなかった8日間の記録だ。


超エリート寄宿学校スシン高等学校。山奥、外界から閉ざされたこの学校には、年に8日だけの休暇がある。12.24。クリスマスイブ。職員も皆休暇に入り、校内はほぼ空になる。
しかし今年は希望した生徒7人+宿直教師1名が残る。


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ムヨル…スシン校最高の模範生。努力型、過去ウンソンとつきあっていたことがある。


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ヨンジェ…嫌われ者。自分の弱さを隠すために、先に人を攻撃する奴。


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ユンス…寄宿舎をリフォームし入学した“寄付大天使”。(要するに金持ちの家の子)“ガブリエル”とも。精神的に不安定。


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ガンモ…いつもカメラを持ち歩き、日常を記録する。


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ジェギュ…目立たない平凡な学生。2年生の時に転校してきた。


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ウンソン…学校に残った唯一の女子学生。秀でた外見と明るい性格で学校一の人気者だったがある日急に正反対になり、今は嫌われ者。


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チフン…優秀な学生の間で最も優秀な頭脳の持ち主。自分に関係のないことに感心を持たない感情のない奴。



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ジョンイル…休暇中の宿直担当の先生。柔道の国家代表常備軍出身。何かあっても生徒達を救えそうに見える。


休暇初日の夕食の席で、ジョンイルは「この休暇に勉強すると大学に落ちる」という噂がなぜ出来たかについて話す。
1999年。11年前のクリスマスイブにある女子学生が1人学校に残っていた。彼女はイブも勉強し、眠気覚ましにコーヒーを飲みに部屋を出た。その間ずっと鼻歌を歌っていたが、何かおかしな気がして鼻歌をやめてみた。しかし歌声は大きくなった。誰もいない廊下の先から声はだんだん近づいてきた…(実は男女共学になったのは最近なので、99年に女子学生はいなかった、らしい)

そこまで話した時に警報装置が鳴り、ジョンイルとムヨル達生徒数人は、校門に駆けつける。するとそこには額から血を流した、男がいた。

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彼はキム・ヨハンと名乗り、近くで交通事故に遭い助けを求めに来たという。応急手当を受けた彼は、特に大きな怪我もないようで傷が治るまで学校に留まることになる。
連絡しておく家族はいないかと尋ねるムヨルに、「オ・ジョンへ」という人に電話をかけさせるが、出ない。そんなムヨルを意味ありげに見つめるヨハン。

雪降る中、ガンモがカメラを持ち時計塔を眺めていると、ヨンジェがやってきて掴みかかる。身に覚えのないガンモだかが、ヨンジェは、あんな手紙を送りつけるのはお前しかいないと言う。
ガンモは補聴器をしているが、前にそれに悪戯をしたことがあり、そのせいで呪いの手紙を送ったと考えたよう。
その喧嘩を止めたムヨルは、初めて自分だけでなく他の皆も黒い手紙を受け取り、学校に残ったことを知る。
そして手紙の送り主をジェギュと一緒に探し始める。


ジョンイルはヨハンを教師の宿舎へ案内しながら、厳重な警備システムの理由を5年前に卒業生の1人が放火をしたからだと説明。その彼がどうなったかを気にするヨハンに、「ここでの3年間は僕の悪夢だった」と遺書を残し屋上から飛び降り自殺をしたと。
「ではここにいる子供達は、誰かの悪夢の中にいるんですね…」
ヨハンがつぶやくように言う。


翌日、黒い手紙について話す7人。チフンだけが手紙を捨てたと言う。
先生に言えば必ず犯人をつきとめるはずだが、本当に何かあれば罰点がつき、成績に関わるから黙っていた方がいいと皮肉っぽく言うウンソン。
そうしてジョンイルには手紙のことを隠しておくことに決まる。

ヨハンが精神科医だと知ったムヨルは、彼に黒い手紙を見せ、送り主の精神状態の見解を訊く。
深刻な鬱と高いレベルの攻撃性が見え、危険な状態。今すぐ治療を受けるのがいいという返事。

そしてムヨルとジェギュは、普段から精神的不安を抱えるユンスに話を聞きに行く。部屋に置いてある女神像に触れると、触るなと言うユンス。「置き場所を間違うと“隅っこ怪物”が出るんだ」
手紙に出てきた“隅っこ怪物”。
ユンスはそれを、隅っこにいる怪物だと説明し、まともに見たことはないが顔の左側が青いと。どの家にもいるものだと母親に聞かされて5歳から見続けると言う。
しかしここでは女神のお守りがあるから見ていないと。

顔が半分青いということから、それが痣ではないかと考えたムヨルとジェギュは図書館で学生名簿を見て、顔に痣のある生徒を捜すがいない。
ジェギュは名簿を見ていて、ムヨルの母親が死んでいることを知る。(その名前がイ・ヘジンと記載されている)

チフンに、顔に痣のある生徒を知らないかとムヨルが尋ねると、ジェギュは、こいつは同じクラスの生徒の顔も知らないと言う。すると「君は目の前の僕を消してしまい」という手紙の一文は自分のことか、とチフン。
ムヨルは彼の指摘でこの手紙の文章が、一行ずつ別の誰かを指しているのだという考えに及び、あることに気がつく。

以前ウンソンはストーカー被害にあっていた。なくしたUSBがストーカーのメモ通りの場所で見つかった時、あれはストーカーがそこに置いたのではなく、お前が入れて忘れたのをストーカーが教えたのだ、と言うムヨル。
ウンソンは、あの時あんたに泣きついた私は少し甘い気分だった、危機に陥ったヒロインの隣に王子様、という気分だったが、それが今更なんだ、と冷笑的かつ攻撃的に言う。
ムヨルはストーカーを抑制するために、その後ウンソンに来た手紙を校内新聞に載せたと言う。
その時のストーカーの手紙が以下。

『君へ
君は悪だ
僕なしでも明るく輝く君は
僕の暗闇をもっと濃くしてしまった
君の名前は悪だ
僕が呼ぶことのできない君の名は
君にふさわしすぎて悪だ
笑う君は悪だ
僕の望みのない希望が毒になり
僕を病気にする』

“望みのない希望”という言葉が、黒い手紙にも、新聞に載せた手紙にもあるのは偶然だろうかと言うムヨル。
ウンソンは、つまり望みのない希望を嘲笑うのは私で、そのたった一つを奪い首へかける、というのがあんたのことかと。

ムヨルはジェギュ、ガンモ、ヨンジェで、手紙を受け取った7人にそれぞれどんな関わりがあるかを整理しようとする。
苛立つヨンジェは、詳しく放せと言うムヨルに、お前こそいくら勉強しても敵わないチフンがいなくなればいいと思っているはずだ、と。

昼食に集まった一同。ラジオからは女子高生連続殺人犯がまだ捕まっていない、というニュースが流れている。
目的は金でも性的暴行でもない。それならなぜ殺したのかと言うガンモ。
チフンがつぶやくように言う。

「こういう怪物は生まれるのか、育つのか」

先天的にしろ後天的にしろ、こんなことをする奴には問題があるはずだ。もし脳に問題があったり遺伝的欠落など生まれつきの故障なら、それはそいつの罪ではない。そういう人間を罰するのは正解だろうか、と。
また後天的に、例をあげればアルコール中毒の無責任な母親の元で育って出来た性格なら、それもそいつの責任だろうか、と。
正解だと答えるムヨル。脳に問題があっても、過酷な環境で育っても、そいつは自ら殺人を選択したのだ。罪を選択したのなら当然非難を受けるべきだ。

反論しようとするチフンだが、議論はジョンイルが遅れてやって来たことで、終了する。

ユンスは自室で、普段飲む薬とは違う白い錠剤を飲む。

ヨハンが保健室で額の手当をしていると、ウンソンが来て頭痛を訴える。ヨハンは彼女に白い錠剤を与える。その手にある大きな傷跡を見たウンソンに、以前ストーカーにやられた傷跡だと言うヨハン。


一方“隅っこ怪物”について調べていたムヨルとジェギュは何かの割れる物音を聞き、ユンスの部屋へ行く。
それは彼のお守りだったはずの女神像を壊す音だった。

もう意味がなくなった。ここに(隅っこ怪物が)現れたから、と言うユンス。彼の見る鏡には部屋の隅に膝を抱えて座る、顔半分が青い男児の姿が映る。
その姿について聞きだそうとうするムヨルに、子供の姿をしてるがそうでない時も一度だけあった。修学旅行の時だと話す。
そしてその時抵抗した弾みで、隅っこ怪物が落とした財布に、ウンソンの写真が入っていた。


保健室でヨハンにストーカーについて相談した(?)ウンソン。
そういう人は、言いたいことが言えない人達だから、自分の方から話しかけてきっかけを作るんだとヨハン。天気の話、最近の出来事など。今の自分なら交通事故にあって死ぬところだった、という話題だろうなと言う彼に、死ぬ目にあった時の気分はどうだったかとウンソンは尋ねる。
過去が走馬灯のように思い浮かんだりはしなかった。ただ時間が遅く感じられ、童謡が聴こえてきた、と言うヨハンは万年筆でテーブルを打ちリズムをとりながら童謡を歌う。

「さぁウンソンさんの話を聞きましょうか」

ウンソンは催眠にでもかかったように、静かに頷く。


「隅っこ怪物はウンソンが好きだ。多分、とって食う」

ユンスの言葉に、ムヨルはウンソンを探して走る。


ウンソンは1人雪の校庭に出ていき、時計塔の下に立つ。

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結果を知って振り返ってみれば、ばらばらに散らばっていたものの一つ一つが伏線になっていて。
すると意味のなかった瞬間瞬間を、選択の余地のない運命のように感じる。
後に分かることだが、怪物は既に僕達と一緒にいた。
彼のために門を開けたのは、僕ら自身だった。



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次回へ


もう1人、校内にとどまる謎の学生がいるってのを書くの忘れました。

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赤毛の彼。手紙を受け取っていないけれど、残った学生でしょうか。まだ謎。

面白くてつい詳細に書いてしまいました。
第2話がとても楽しみです。
Secret

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